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解きと結びとの原理

空手の源流となった中国武術における古代最初期の型は、二人一組で行う組手形式のものでした。
後に覚えやすく稽古しやすいように数種類の型に分けられ、単独でも稽古が可能な形式になりました。
その流れを汲む空手の型も単独で行われますが、一見しては技の意味が分からないように作られており、ただの踊りのようにさえ見受けられます。

 

そこで剛柔流型を正しく解釈できるようにと、開祖 宮城長順により「解きと結びとの原理」が創作されました。
主要の3原則と複数の補則条項から成り立っています。
単独で行う型を一つ一つばらして「解き」ほぐし、二人で行う組手型に「結び」なおすとの意味から命名された原理です。
後年に「解裁の原理」とも呼称されています。

 

開手型は数種の攻防の術を連結したるものにして其の型は種々の演武線を描き運動をなす。而して其の動作は術の目的に適合する心気と体力とを運用轉換して解きと結びとの原理を納得せしむ。」

― 開祖遺稿「剛柔流拳法」より抜粋 ―

 

型の意味を解釈(型に内包される個々の技を再現)する作業を「解裁」と呼称します。
型の初めから終わりまでの動作の流れに添って解釈することを「分解」と呼びます。
解裁された技は殺傷性が高いため、分解する際には危険過ぎてそのままでは使用できませんので、最低限安全な形に変更して行われます。
「解裁」は一般的には「部分分解」と呼ばれる場合もあります。

 

解きと結びとの原理

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